社会人基礎力:スピード写真で撮影するとネクタイが必ず曲がる? スピード写真で綺麗に撮影するためのコツ(男性・女性)

履歴書やエントリーシートの証明写真を、スピード写真で対応する就活生は多いです。専門の写真屋は値段が高いので嫌煙されるのだと思います。
では、このスピード写真、企業からするとどんな印象かと言いますと、結論「特に問題はありません」

確かに専門の写真屋の方が質は良いです。実際「スピード写真は良くない」といったネット上のコラムも多いです。ですが、容姿が仕事上の重要な要素となる業界でなければ、スピード写真でもまず問題ありません。

今回はこの「スピード写真」で撮影するときのコツについてお伝えします。押さえておいていただきたいのは、次の4点です。

1. スピード写真でも問題はないが、写真屋の方がメリットが多い
2. スピード写真を避けるべき業界について
3. 撮影するときのコツについて
・胸から上が入るように撮影する
・眼鏡やネクタイはズレていないか、曲がっていないか確かめる
・体の軸を真っ直ぐにする
・背筋を伸ばす
・やや顎を引く
・口角を持ち上げる
・目をしっかり開ける
・両手は膝の上に置く
4. スピード写真をスキャンして使い回すのは厳禁

◆1. スピード写真でも問題はないが、写真屋の方がメリットが多い
先にもお伝えした通り、証明写真は「スピード写真」でも問題ありません。最近のスピード写真は映りも良いので、問題なく使用できます。実際、スピード写真だけで内定を獲得している就活生は大勢います。

ただ、専門の写真屋の方がメリットが多いのも確かです。たとえば、

・ 服装のチェックなどもしてくれる
・ 撮り直しが利く
・ 失敗が少ない(プロの業者が撮影してくれるため)
・ 写真のデータをもらえる(何度も撮る必要がない)

などです(お店によります)

スピード写真の欠点は、撮影前のイメージと実際の写真の映りが異なりやすい点です。撮影前にネクタイの形や眼鏡の位置、笑顔など整えて撮影してみても、実際に出来上がった写真が思っていたのと違うということは意外に多いです。
加えて、スピード写真機は撮り直しが利かないものも多いので、無駄に出費がかさんでしまう可能性もあります。

専門の写真屋であれば、そうした不安はありません。メイクや服装もしっかり見てくれるので、綺麗な写真が出来上がります。また、撮影した写真のデータを渡してくれるところもあります。それがあれば、次回からはデータを焼き回すだけですので手間もかかりません。

◆2. スピード写真を避けるべき業界について
ですが、なかにはスピード写真を避けるべき業界があります。
それは「外見が仕事において重要な要素となる業界」です。
そうした業界では採用上、外見が一つの大切な評価ポイントとなるので、スピード写真は厳禁です。

たとえば、航空業界のCAやテレビのアナウンサー、ホテルやブライダルなど大勢の人の前に出る仕事や、ホスピタリティやイメージが大切な接客業などが該当します。これらの業界を志望する就活生は、専門の業者に撮影してもらいましょう。

◆3. 撮影するときのコツについて
普通にリクルートスーツで撮影すれば問題ないですが、なかにはジャケットを脱いだり、ネクタイを外した状態で撮影している就活生がいます。
夏場であればそれでも一定問題はないですが、やはりジャケットは羽織り、男性はネクタイをしっかり閉めておきましょう。

ほかに撮影時のポイントとしては、次のような部分を意識しておきましょう。
ここではスピード写真機を使用する場合を想定します。
スピード写真機の場合、誰かが正しい撮り方を教えてくれるわけではないので、すべて自分でやらないといけません。台座をどれくらい調整すれば良いのかなど、きちんと押さえておきましょう。

・胸から上が入るように撮影する
スピード写真の場合、台座の高さの調整なども自分で行う必要があります。きちんと胸から上が写真内に収まるように調整しましょう。

・眼鏡やネクタイはズレていないか、曲がっていないか確かめる
眼鏡やネクタイはしっかり整えたつもりでも、いざ写真を撮ってみると意外にズレていたり、曲がっていたりすることが多いです。スピード写真では一番の難敵と言っても良いでしょう。

また、眼鏡やネクタイのズレを確認するときは、スピード写真機の画面ではなくて、必ず自分の手鏡などで確認しましょう。携帯電話やスマートフォンの画面でも良いです(もちろん電源を落とした状態です)。スピード写真機の画面は意外に信用できません。それを信じて撮影すると、大体眼鏡やネクタイはズレます。

・体の軸を真っ直ぐにする
要は体が左右のどちらかに傾かないようにしようということです。
傾いてしまうと、特に男性はネクタイが曲がって見えてしまうので、印象が良くありません。

・背筋を伸ばす
背中が曲がっていると、頭が前に出て、首のない写真になってしまいます。だらしがなく印象が悪いので、背筋はしっかり伸ばしましょう。

・やや顎を引く
顎が上がっていると、相手を見下ろしているような写真映りになるので、非常に印象が悪いです。上から目線に見えてしまいます。しっかり顎を引きましょう。

・口角を持ち上げる
口角とは、口の端のことです。ここを持ち上げるとは、つまり緩く微笑むような感じです。思い切り笑顔をつくってはいけませんが、無愛想や緊張した表情で映っているのも印象は良くありません。

・目をしっかり開ける
よく眠そうな顔で映っている人がいますが、印象が良くありません。目は意識的にしっかりと見開きましょう。

・両手は膝の上に置く
両手を左右に垂らすと、ジャケットの胸元が大きく開くので、あまりよろしくありません。写真は胸から上しか見えませんので、胸元が大きく開いてしまうと、だらしなく羽織っているように見えます。
ジャケットのボタンを閉めていれば問題ありませんが、その場合はジャケットが引っ張られて窮屈になるという難点があります。体にピッタリのジャケットでなければ大丈夫でしょうが、それが気持ち悪いという人もいるでしょう。
よって、膝の上に手を置いて姿勢を整えるのが一番です。

◆4. スピード写真をスキャンして使い回すのは厳禁
就活生のなかには、節約のためか、スピード写真をスキャンしてデータ化し、それを何度も証明写真として使用する人がいます。
お金の都合などがあるのは分かりますが、やはり好ましいことではありません。写真の質がどうしても劣化しますし、手を抜いている風にも見えてしまいます。

就職活動には、効率を重視しても良い部分と、そうではない部分があります。マナーは後者の最たる例です。面倒でも、そして金銭的に苦しい場合でも、なんとか工面して毎回きちんと写真機(あるいは業者)を利用しましょう。

お金の都合でスピード写真を使いたいという気持ちは分かります。そして、それでも内定は獲得できますが、専門の写真屋の方がメリットも多く、選考上も無難であるため安心感があります。可能であれば、写真屋を使う方がやはり良いです。
ですので、何度かスピード写真で撮影してみて、もし映り具合が気に入らない場合、次からは写真館で撮影すると良いでしょう。

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