自己・企業分析:【連載コラム】納得と決断 vol.02 ~2014卒の先輩社会人からのメッセージ「納得できる就職を実現するために、自分が “やりがい” を感じられることを探そう」~

就活に取り組む学生の皆さん、こんにちは。
第二回目は「充実感・やりがい」について述べていきます。

◆自分が「充実感・やりがい」を感じられることを探すことの大切さ
自分が『「充実感・やりがい」を感じられること』は何か?
それを知ることは、職業選びの視野を拡げることや自分に合った職業を見つけることに繋がります。当然、就職活動において重要な要素の一つです。

しかし、就活生のなかには「いきなり尋ねられても答えられない」、もしくは「答えられても、それが正しい回答なのか自信がない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで私は、自分が『「充実感・やりがい」を感じられること』を知るための一つの方法として、「自分の好きなこと・やっていて楽しいことの深堀り」をおすすめします。

◆自分の好きなことが「なぜ好きなのか?」、その背景を知ろう
自分の「好きなこと・楽しいこと」なら「充実感・やりがい」を感じられる、というのはイメージしやすいことだと思います。ですが、改めて

・それが何か?
・それはなぜか?
・どのようにしてか?

といった問いを立ててみてください。例えば、

「僕は野球が好きで、小学校から大学時代にかけて、野球部に所属して熱心に取り組んできました」

という学生がいるとします。
このとき「野球が好きで、ずっとやってきた」ことはすぐにわかりますが、その上で改めて、

1. 野球にどう関わってきたのか? 関わっているのか?
2. そもそも、なぜ野球が好きなのか?
3. 野球をやることで、自分のなかで何が満たされているのか?

などの「そもそも」の部分を掘り下げて考えてみるのです。

そうすると、次のように詳しい背景が浮かび上がってきます。

*1. 野球にどう関わってきたのか? 関わっているのか?
野球が好きという前提があっても、それは自分が「選手」としてプレー(バットを振ったり、ボールを投げたり)していることが楽しいのであって、マネージャーやトレーナーのような裏方には魅力を感じてはこなかった。

*2. そもそも、なぜ野球が好きなのか?
チームスポーツとして皆で目標(=勝利)に向かって力を合わせたり、残せた結果に対して喜びを分かち合えたりした時に、大きなやりがいを感じてきたから。

*3. 野球をやることで、自分のなかで何が満たされているのか?
主将など全体のまとめ役を務めたり、ミーティングの場では自分から前に出てよく発言していたから

ここでそれぞれについて、もう少し掘り下げてみましょう。

1. は「野球をプレーすること自体」が「充実感・やりがい」といえます。
2. は、周囲の人々と同じもの・想いを共有することや、人との関わりがある環境が好きだと言い換えることができます。
3. からは、組織をマネージメントすることや、自分の考えを周囲に主張することに対しての意欲が読み取れます。

◆過去に得られた「やりがい」を実感できる仕事を探すことが大切
お気づきの方もいるかもしれませんが、1. は「野球そのもの」でしか得られることのできない「充実感・やりがい」であるのに対し、2. と 3. は野球以外でも感じることができるものです。

私達が何か物事に取り組んでいる時に得られている「充実感・やりがい」は、取り組んでいる物事それ自体にあるのではなく(上記の例でいう 1. のケース)、その物事が媒体となって得られているもの(同じく 2. と 3. のケース)も少なからずあります。

それを踏まえた上で、「充実感・やりがい」を感じられる職業を選んでいくと、今までの人生を通して自分と全く関係がないと思っていた職業にも「充実感・やりがい」を見出していけることができます。
上記の例でいうと、「野球」という具体的なものから得られる「充実感・やりがい」をできる限り抽象的なものへと掘り下げ、それを含んでいる具体的な「職業」を見出していくのです。
特に就活初期の段階では、このような視点で多くの職業を選択肢に挙げていくことが、自分の視野を拡げることにも繋がります。

もちろん、「好きなことだから・楽しいから」と感覚的な理由で職業を選ぶことが間違いとは言いきれません。
ただ、それをそのまま「仕事」とした場合に、今まで自分がその物事から得られていたもの・求めていたものをそのまま感じられるわけではないことも事実です。

ですので、まずは「自分の好きなこと・やっていて楽しいこと」について、自分自身が深く理解しておいてほしいです。
それを踏まえていれば、「好きなこと・楽しいこと」を仕事にしても、今まで同様に「充実感・やりがい」を感じていけるでしょう。

第二回は以上です。いかがだったでしょうか?
次回も引き続き、「自分の「好きなこと・やっていて楽しいこと」を仕事にすること」について述べていきます。

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